経営者の役割と責任

経営者は、組織のすべての活動について最終的な責任を有しており、その一環として、取締役会が決定した基本方針に基づき内部統制を整備及び運用する役割と責任があります。

内部統制の基本的要素が組み込まれたプロセスを構築し、それを適切に機能させていくことが経営者に求められているのです。

経営者は、その責任を果たすための手段として、社内組織を通じて内部統制の整備及び運用(モニタリングを含む。)を行います。

内部統制を単に整備するだけでなく、それを意図していたように機能させていくことがより重要です。

また経営者は、財務報告に係る内部統制については、その有効性を自ら評価しその結果を外部に向けて報告することを求められます

具体的に内部統制をどのように整備し、運用するかは、個々の企業等が置かれた環境や事業の特性等によって異なるものであり、一律に示すことは適切ではありません。

経営者は、組織内の誰よりも、統制環境に係る諸要因及びその他の内部統制の基本的要素に影響を与える組織の気風の決定に大きな影響力を持っています。

経営者には、それぞれの企業の状況等に応じて、内部統制の機能と役割が効果的に達成されるよう、自ら適切に創意工夫を行っていくことが求められています。

内部統制 経営者の役割