経営者が不当な目的を持っている場合

内部統制システムは、ミスや不正を根絶できるものではありません。
ミスや不正を早期発見して、早期対処を求めるものです。

経営者は内部統制の最高責任者であり、内部統制は経営者が率先して導入・整備して自らも参加することを前提に構築されています。

 ・ 経営者自身が意図的に内部統制を無視したり対応を遅らせたりする場合、
 ・ 内部統制システム中に、経営者が不正を行うことが出来る余地が残されている場合、

内部統制システムは正常に機能することが出来ません。

経営者をチェックし、律することが出来るものとして、各企業の取締役会各種委員会が挙げられます。内部統制システム以前の問題として、企業の各機関・組織が正常に機能していることが必要です。

内部統制の構築を進める皆さんは「経営者の不正や暴走は許さない」という気概をもって臨んでください。先ずは経営者に内部統制の研修を受けてもらうところから始めましょう。