判断の誤り、不注意、複数の担当者による共謀

内部統制には、ダブルチェック、承認、牽制などの機能や、レビューなど確認の機会がふくまれています。

それでも業務を行う際には判断の誤りや不注意が、どうしても発生してしまうものです。
教育・訓練によって発生の確率を低くすることは出来ますが、完全に防ぐことはできません。

さらに複数の担当者が、意図的に内部統制を無視したり、共謀して不正を行ったりすれば、チェック機能、承認機能は働かなくなり内部統制は機能しなくなります。

内部統制の構築を進める皆さんは「間違い」「不注意」、また時には「魔がさす」などの人間の弱さも考慮して、真剣に作業を進める必要があるのです。

<対応策の例>
 ・ チェック、承認を担うメンバーを適切に選抜する。
 ・ 定期的な人事異動を行い、長期間同じ業務に携わらないようにする。
 ・ ITシステムでは、IDとパスワード管理などセキュリティを徹底する。
 ・ 業務の流れに沿って、システムのログをとる。
 ・ 紙媒体での業務はチェック時や決裁時の捺印を徹底する。
 ・ 内部統制や社内規定、法令などの順守(コンプライアンス)を徹底する。