SOX法が制定された背景 その1

SOX法がアメリカで制定された背景にあるのは、財務報告に関する巨額不正事件の頻発です。

2001年12月エンロン社(米国の大手エネルギー供給会社)が史上最大の負債総額を抱えて倒産しました。

また約半年後の2002年7月にはワールドコム社(米国の長距離通信大手)がエンロン社を上回る負債総額で倒産しました。

急成長していた企業の粉飾決算が明るみに出て、それに監査法人が関与していたという不祥事が続出したのです。

これらの企業の不祥事によって米国の資本市場からは相当な資産が失われ、また資本市場そのものへの信頼も失われました。