内部統制−日本版SOX法と新会社法

新会社法と日本版SOX法。
内部統制には大きく分けて2つのルールが並存します。

会社法は、2006年5月に施行された新しい法律です。1899年に制定された「商法」が制定から100年以上ぶりに抜本的に改正されたものです。この新会社法によって、大会社には内部統制システムの設置が義務づけられました。

日本版SOX法は金融庁が進める内部統制制度で、投資家保護を目的に証券取引法などを改正・再編した「金融商品取引法案(通称、投資サービス法案)」に企業の情報開示に規律を与える手段として盛り込まれています。

原則「すべての上場企業」に内部統制システムの導入を義務付けるとともに、毎年の決算ごとに経営者による「評価」と公認会計士による「監査」を義務付けた点が特徴です。

日本版SOX法(金融商品取引法、投資サービス法)による、上場企業への内部統制システム導入の義務付けは、2008年4月1日以降に始まる事業年度から適用される見通しになっています。

内部統制システムの設置・導入は、
 ・新会社法によって大会社
 ・日本版SOX法(金融商品取引法)によって上場企業
義務付けられています。

上場企業は基本的に大会社に該当しますから、対象となる会社では先ずは施行された新会社法から遵守し、日本版SOX法による対応を図る必要があります。